かわいひでとし日記
思うこと、こころもち、脳内風景

2015.05.10       鰻と酒で600円か      6000円よ、6000円

最近、寅さんが大好きな大学生と話す機会が有ったもので、なんとなくまた

「寅さん病」がぶりかえしてしまいました。

寅さん、というのは、映画の「男はつらいよ」ですが、

この全48作は、義務教育の必修科目にすべきだと、大まじめに考えるほど、

素晴らしい映画だと思うのです。

情操教育、道徳教育の、すばらしい教材なんではないだろうか、、、。

とマジで、本気で思ったりするのです。



自分はほんとに子供の頃から、自分が生まれる前の古い日本映画が好きな人だっ

たのですが、なぜか、寅さんだけは観ていなかったのでした。

何年前だろう、そういえば、なんで寅さんを観てないんだっけ、と思って観てみ

たら、大ハマリにハマってしまって、

1ヶ月で全48作を全部観てしまったのでした。


何故寅さんを観なかったのか、考えてみると、単なるコメディ映画でしょ?とか、

部分的、断片的にどこかで観たことが有る寅さんの映像から、

そういう感じの映画なのね、と、思いこんでいたから、とか、

そんなところなんだろうと思う。

その後、何度も何度も、何度も何度も、繰り返し観てしまいましたねぇ、、、、。



どこが良いの、 内容がどうのこうのと言う前に、全部で48作も有るという事が

既にインパクト なんだろうと思う。

というのは、ずっといつものメンバーがいつもの様に暮らしている日常を、

いつもの様に観ていると、いつしか映画の中の話ではなくなり、

心の中では実在の人たちになってしまうという事がとても大きい様な気がする。



おばちゃんが聞いたら怒っちゃうだろうな、とか、

寅さんならこう言うだろうな、とか、

そういう事がすぐ想像出来るくらい身近な人たちになってしまうのですね。

大好きになる大きな理由は、意外とこの辺に有るのかもしれない。



しかし、なんとも言えない味わいが有るのが寅さんなんですね。

観たことが無い人が1本観たとしたら、

「ああ、面白かったね」で終わってしまうだろうし、

もう1本観ようとも思わないかもしれない。


渥美さんのセリフ回し、おばちゃんの下手な演技の愛おしさ、

マドンナたちの頑張り、、、、、、。

演劇という視点からも、お馴染みの実在の人々という視点からも、

歌舞伎や落語のセンスという視点からも、映像という視点からも、

優しさや悔しさ、悲しさを感じて生きている生身の人間としての視点からも、

ほんとに素晴らしい映画なんだと思います。



子供の情操教育にはとても良いと、本当に思います。



寅さんの映画は第1作目から順番に観ていく必要もなく、出来のいいところから

観ていくのがいいと思います。


最も充実していた中期の作品、第10作~30作あたりのものから観ていくと

いいと思います。

ということで、観たことないけど、んじゃあ観てみようかと思った人には、

第17作「寅次郎夕焼け小焼け」がおすすめです。

「夕焼け小焼け」は、初めて観る人にはとてもいいんじゃないかと思います。

というのは、ストーリー性も充実しているから。

落語の「火焔太鼓」みたいな展開が有ったりするので、飽きずに観る事が出来る

と思います。

ストーリーをざっと説明致しますと、、、、。

ねえちゃん、故郷(くに)はどこだい。ほ、北海道ですけど?

おいちゃん、2階からションベンしちゃっていいかしら、

7万円、7万円の領収書書いて!

鰻と酒で600円か、勉強したな。6000円よ、6000円。

200万円?!

お団子、1皿500万円です!

東京はどっちだ!

と、こんな感じです、、、。



そうやって、とりあえずは続けて3作品観れば、ハマること間違い無しです。

是非、お子様と一緒にご覧くださいませ。

 


 


日記のトップへ戻る

かわいひでとしホームページ

@kawaihidetoshi をフォロー
フォローしてね、一緒に考えましょう