かわいひでとし日記
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2017.05.22        脳が筋肉をコントロールする時



これは、自分の「感じ」だけで述べている「考え始めるスタート地点」にすぎません。

何か結論が出ているわけでもなく、こいつはこんな事を考えながら見ているのか、

とわかるだけ、な文章なのですが、、、、、。


男子新体操などを観る時、観る人によって、注目する場所が違うと思います。

全体的な表現を感じ取る人、タンブリングに注目する人、

動作自体の表現力に注目する人、キレの有る動きに注目する人、

柔らかい動きに注目する人、などなどなど、

きりがないくらい色々な注目点が有ると思います。



自分は「競技エアロビクス」にハマって、猛烈に練習してた事が有ります。

練習用のスタジオを借りて、みんなで集まって必死こいて練習していました。

その時に、自分が一番こだわっていたのが

「筋力による動き、筋力による停止」

とでも言う様な動きでした。

簡単に言うとキレの有る動き、みたいな事なのですが、

それを出来る様になろうと必死こいていたのでした。

ただ、ここで言う筋力というのは、文字通り筋肉の能力も含むのだけれど、

そういうマッチョ的な意味合いだけでなく、

筋肉が脳と繋がっていて、脳がコントロールする力、というものも含むのです。

これも簡単に言えば、「キレの有る動き」と「柔らかい動き」になるだろうか。


例えばこんな動作を例にとると、、。

両腕を12時に挙げて、

そこから「パっと」右腕は9時に、左腕は3時に移動させる。

腕は指先まで伸ばしたままで、なるべく瞬間的に移動させる。

スローモーションで見た時に、

到達点よりも行き過ぎてしまって、ちょっと戻る、とか、

到達点の前で移動速度を落として停止するとかではなく、

最初から最後まで最高速度を出したまま到達点で瞬間的に停止する。

それも、しなったり、ブレたりせずにピタっと止まる。

これが出来るとキレの有る動きになるわけです。

そしてこれには筋力が必要になります。



例えば、これは特に優れた場面を探し出した訳ではなく、単なる例なのですが、

この動画の24秒時点で画面向かって左に居る斉藤瑞己選手。

直角に曲げた右腕と水平に伸ばした左腕、つま先まで伸ばした右脚を同時に、

ピタっと止めている(実際には左腕がちょっとブレていますが)

https://youtu.be/dQ_KbVVgj00?list=PL0z8kk9YPMzlFLLBXmtwLhwe7xAVHlaaz&t=21

1:13 と 1:15で画面中央に居る斉藤選手の右腕がピタっと止まっている。
(1:15では右腕がちょっと下がり過ぎてしまった)


こういうキレの有る動きをするにあたって、

自分の中でおもしろくない事が一つ有りました。

それは身長。

上位に入賞する選手の殆どが小柄な選手なのです。

腕をパッと動かすにしろ、ぱっと体幹を曲げるにしろ、

小柄な人間のほうが「楽に」出来るのではないのか、と感じたのでした。

自分の身長は175センチくらい、

その175センチが165センチの人間と同じキレを出そうと思ったら、

倍の筋力が必要なのではないのか、、、、。

という不平不満を持った事が有りました。

男子新体操を観ていて、

身体が大きい選手は、「見栄え」がすると良く言われます。確かに良く見えるのです。

ただ、「身体が大きくて見栄えがするのに、ちょっともったいなかったですね」

と言われる事が多いのは、背が高い分だけ大変だからなのだろうと思う。

腕を瞬間移動させる動きでも、腕が長ければそれだけ大変なのだ。




筋力による動きはメリハリの有る動きだけでなく、

柔らかい動きにも必要になると思います。

ゆっくり、柔らかく動かすには脳が筋力をコントロールし、

筋力が動きをコントロールするのだと思うのです。


まるで日本舞踊の様なゆっくりとした柔らかい動きを出すには、

筋力でコントロールされていなければなりません。

例えば腕をゆっくり、鳥の羽の様にしなりながら下に下げていく、

という単純な動きでも、コントロールできないと、単に下げるだけになってしまう。

これを粘着性の有る柔らかい動きでコントロールすると、

見ている自分の涙腺が緩むのです。




この3つの動画は、ある一つの振り付けの部分です。

https://youtu.be/ZV-KnpCth4c?list=PL0z8kk9YPMzl135rg2ewNUZl0Hw1NJk4Z&t=137


https://youtu.be/tpIANpEwSPY?t=111


https://youtu.be/kGKxzP_Dqps?t=68


この動きはとても好きな動きなのだけれど、実際には不満も持ったのでした。

もっともっと最後まで時間を一杯に使って柔らかさを表現して欲しい。

時間を一杯に使う事によって、次の動きに移る時に凄く忙しくなるけれど、

柔らかい所は最後の最後まで粘着性を持って柔らかくやり切って初めて、

この1秒足らずの動きで涙腺が緩むのだろうと思うのです。

さらにそれを6人が揃ったら、自分の涙腺は崩壊するだろうと思います。





凄いですね、僅か1秒で人を泣かせることが出来るなんて、、、、。





キレにしろ、柔らかい動きにしろ、

それをする為には筋肉を脳がコントロールする力が必要なのだろうと思う。

脳が優れているから美しいコントロールが出来るのだろうと思う。

さらに言うと、脳が優れているから、「いい顔」をしているのだろうと思う。




こうして自分は今後も、男子新体操を観る時、

「筋力によるコントロール」に注目しながら見ていくのでしょう。

身長が高くて見栄えがする上に、

キレが有ってコントロールされた完璧な選手がいれば、

嬉しくて涙腺が崩壊するだろうなぁ、と思います。



最後にひとつ。有名なこの動画の3秒間に自分は感動したのでした。

https://youtu.be/3gg2FH5zAnw?t=43

45秒から48秒にかけての画面右端、浅尾選手の緩急の有る動き。

こういう所に自分は感動します。

どうしても、こういうところに注目して観てしまいます。



毎度の事ながら、

グダグダ言う割には整理されていない内容になってしまいました、、、、。

 
 


 

 


 


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