かわいひでとし日記
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2017.08.21         夜の国道135号線とネコの話 


20代の頃、自分はクルマ小僧でした。

ぜってぇクルマしか乗らねぇ、電車なんかぜってぇ乗らねぇ、

とか言ってた覚えが有ります(笑)

高校生の時から働いていたので、何故か18歳の時には既に車を買って持っていた
のでした。

といっても、クッソ安い中古車でしたが、、、、。

クッソボロい車で、しょっちゅう故障したので、

ほとんど自分で修理したりなんかしていて、いつも手が真っ黒だった覚えが有ります。


仕事が早く終わった時なんかは、日没まで出来るな、という事で、

クルマで湘南までサーフィンしに行ったりしてました。

1時間くらい、月が明るく光るまでサーフィンをしたりしたものでした。




昭和の若者は夜更かしをするのがお決まりだった様に思います。

夜中に集まってクルマに乗ってどっか行ったり、してましたねぇ、、、。


でも、みんなでワイワイするよりも、一人で夜中に運転するのが一番好きでした。

音楽を聴きながら夜道を走るのがなんだか好きで、

良く一人ドライブに行っていたものです。

伊豆に友達が居たりしたもので、国道135号線を良く走りました。

ずっと海沿いの道で、夜中は交通量も少なく、なんだかとても好きだったんです
よね。

バイパスを通らず旧道を通ったりして海沿いの山道をちょっと緊張しながら走る
のがとても好きでした。

音楽を聴きながら、緩やかなカーブを曲がるのってなんだかアガりますよね。



そのころ、猫を飼っていました。

どっかの知らないおばさんから貰った(笑)ネコで、とっても美人でした。

何日か家を空ける事になったので、伊豆の友達にネコを預かって貰う事にしたの
でした。

クルマで国道135号線を走り、猫を預けに行きました。


1週間後。

ネコはあまり好きじゃないけど、預かってもいいよ、という事だったので、

早く引き取りに行かなくては、と、急いでネコを迎えに行ったのですが、、、。


その友達は、自分をまるで人さらいか犯罪者であるかの様な目で見つめ、

泣きそうな顔をして、

「連れて行かないで」

と言うのでした。

ああ、情が移っちゃったんか、と思ったら、もうなんだか気の毒で気の毒で、

痛いほどその気持ちが良く解ったので、

ネコを取り上げる事が出来なくなってしまいました。

自分も、そのネコはまだ貰ったばかりであまり長く一緒に暮らしていなかったの
で、あきらめる事にしたのでした。

結局ネコを乗せずに一人で国道135号線を東京に向かいました。

なんだか、嬉しい様な寂しい様な複雑な気持ちで運転したのでしたっけ。

その後何度もネコに会いに行くと、とても幸せそうにしていたので、

まあ、良かっ たと思ったのでした、、、。

 

 
 


 

 


 


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