かわいひでとし日記
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2017.12.17         大河ドラマはなぜこんなに面白いのか


大河ドラマはなぜこんなに面白いのか、と考えてみると、1年間、50回に渡って放送されるからなのだなぁと思う。

これは寅さんと同じだ。

「男はつらいよ」が面白いのは48作も有るからだ。

長い間に愛着が湧く、いつものやつ、またやってる、と思っているうちに、

劇中の架空の人物ではなく、まるで実在する人の様に思えてくるからだ。

これを1作だけ見ても、「ちょっと面白かったね」とか「何が面白いのか分からない」で終わってしまうのだろうと思う。


一人の人物の一生をじっくり描く大河ドラマ。

という事は、最初のうちはあまり面白くない、という事も多々有る。

なので、今年の大河を見てみようと思ったけれど、2~3回でくじけてしまう人がいたりする。

それでも毎年見ているから、という習慣で見続けていくうちに愛着が湧き、ストーリーが進んでハマっていくのだ。

去年の「真田丸」は超絶面白かった。

最大の特徴はSNSとのリンクだった。

「真田丸」を見てからツイッターに書き込み、読む。

これが本当に面白くてたまらなかった。

穴山梅雪という登場人物が出ると、ツイッターではもう「アナ雪」と呼ばれていたりする。

おもしれーと思ってまた読む、来週もテレビを見てからツイッターを見る。

「ナレ死」「超高速本能寺」「絶対に笑ってはいけない伊賀越え24時」とかなんとか、面白い事がいっぱい書いて有る。

ドラマとSNSの相乗効果で本当に楽しい1年間だった。

もうひとつ、既に知っている史実を追って見るというのは、「この先どうなるんだろう」という興味に引っ張られて見るのとは、質の違うものになる。

これは「それをどう描くか」とか「どう演じるか」というとても高尚な楽しみなのだ。

何度も同じ演目を観ているのにまた同じものを観る歌舞伎と同じ感じがする。

歌舞伎もストーリーを追って観るものではない。

どう演じるか、演技を楽しむものだ。

そういう意味でも1年間同じ役をやる大河ドラマは演技や演出を楽しむものでもあるのだ。

直虎では、ものすごく新鮮な徳川家康を見られた。

そして、怖すぎて大爆笑してしまう、織田信長が居た。

若くて楽しい井伊直政は、この人で一年間大河を見てみたいと思った。



ストーリーに引っ張られて見るとか、最後に大どんでん返しが有るとか、そういうハリウッドの様な事で演劇を見るのはどうも薄っぺらく感じてよろしくない。


演技を見る楽しみ、演出に感心する楽しみというのは、日本の高尚な文化なのではないだろうか。



さて今日は直虎の最終回。

来年は「西郷どん」、これも楽しみだ。


 
 


 

 


 


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